Scrattino

おなじみScratchと、電子工作でよく使われるコンピュータArduinoを接続して、操作できるScrattinoというものを試してみました。
これを使うとArduinoの世界をScratchでコントールしたり、逆にArduionoに繋がる装置によってScratchのキャラクタを動かしたりできます。

https://sites.google.com/site/meidedigitalcraft2019/knowhow/scrattino3-setup

Arduinoには、Firmataと呼ばれるプログラムを書き込みます。これはScratchとArduinoに繋がる装置類を仲介するプログラムで、変更せずにこのまま使います。

まずは、Arduinoでコントロールする部品をブレッドボードに並べてみました。

これはあくまで私の持っているもので入出力を一通り作りましたが、Arduinoにはさまざまな形があるので、もっと簡単にできるものを選べばいいと思います。

Arduinoとつながる、ということが目的です。

次にScratch3をArduino用にカスタマイズされたScrattino3を立ち上げ、機能拡張を選びます。

接続ができると左側にアイコンがでてきます。これを並べてプログラミングします。

使用するのは、ボタン二つ、ボリューム(可変抵抗)二つ、ブザー一つ、それからLEDです。
ボリュームばそれぞれx,y座標値に相当し、この二つでキャラクタを縦横に動かします。ボタンを押すと「こんにちは」と表示し、もう一つのボタンはLEDの点灯とブザーを鳴らします。

それだけのことですが、パソコンの中の世界と外の世界がつながる面白さを体験できると思います。

Scratch3の機能拡張は下記でもやりましたが、

Scratch3 Extension


これはサーバ・クライアント型でした。Scrattinoはスタンドアローン型になります。
Scrattinoの方が使いやすいですね。