IchigoJam PanCake
IchigoJamでカラーグラフィックを扱うためのボードで、ネットワークボードのMixJuceと同じく、シリアル出力を受信して動作します。(サウンド機能もあり)
http://pancake.shizentai.jp/
MixJuceについて過去の記事
「IoT / IchigoJam BASIC」http://decode.red/net/archives/320
といってもシリアル通信なので、IchigoJam以外の目的でも使えそうです。
拡張性を考えて、ブレッドボード版を購入しました。
懐かしの8bitマシンの画面ですが、コンピュータの基本であるビットやドット、色数などを意識したプログラミングを学ぶことができます。
画面出力を独自で持っているため、IchigoJamのプログラム画面とは独立して表示します。画面を切ることができるので、画面入力がなくなると自動的に他の入力に切り替わるモニタを使うと、一つの画面でIchigoJamとPanCakeの画面をコマンドで切り替えることもできます。(個人的には2画面使えことがとてもお気に入りです)
まずはPanCake上でAから10文字を表示してみました。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
10 FOR X=0 TO 9 20 ? "PC STAMP1 "; 30 ? HEX$(X*8, 2);" 00 05 "; 40 FOR V=0 TO 7 50 ? HEX$(PEEK((65+X)*8+V), 2); 60 NEXT 70 ? 80 NEXT |
目的は違いますが、組み込み機器のサインボード的に使えそうで面白そうです。
フォントのビットデータを読み込んで表示しています。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
10 ?"PC CLEAR 00" 20 FOR I=1 TO 30 30 ?"PC CIRCLE "; 40 ? HEX$(RND(80), 2); " " ; 50 ? HEX$(RND(40), 2); " " ; 60 ? HEX$(RND(15), 2); " " ; 70 ? HEX$(RND(16), 2) 80 NEXT |
画面の表示比率の関係で楕円になっていますが、実際は真円です。
シリアル出力でコマンドを発行しなくてはいけないので、どうしてもPRINT(?)文を使わなくてはけないのと、数値が16進数なので変換が必要な点が、ちょっと慣れが必要ですが、この拡張の仕方はとても面白いやり方だと思います。
スプライト機能もありますが、今回はここまでで。
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