Scratch サウンド

久しぶりにScratchプログラミングの話です。ScratchサウンドというとDJがターンテーブルを擦ることをイメージしますが、ここではおなじみのプログラミング言語Scratchを使ったサウンドということになります。
プログラミング教室で小学生を教えていると、意図しない使い方をする子たちがいます。でたらめな数値を変数にいれたり、やたらスプライトを複製して同時に動かしたりして、私も予期しない結果を楽しんだりしています。
その中で、マウスの座標でピアノの音程を変えて鳴らす簡単なプログラムを、ドラム連打にして重ねて鳴らすプログラムに改造したものがあり、面白かったので、ちょっと変えて録音してみました。

スペックがあまりよくないRaspberryPi2ということもあってか、いい塩梅の重なり具合になっています。ローファイだし。(PCではたぶん同じにならないかも。ドラムの音も違うような・・)玩具の楽器の音や、カシオトーンなどのサーキットベンディングの音にも似ているところもありますが、ノリはかなり良いのではと気に入っています。
ノリといえば、昔ATARIやAMIGAのコンピュータ上で動くシーケンサでならしていたデータを、高性能のPCに持ってきた鳴らすと曲の印象がかわってしまっていることがありました。音数が増えたとき微妙にもたる感じがあるからでしょうか。RolandのDTMマシン、Sound Canvasも CMシリーズとSCシリーズとでは、CPUのスペックが違うため、音の応答速度の違いがありました。(大量コントロールデータを送り込んだときの取りこぼしなど) こういう違いが音楽の聴こえ方に影響するのがとても面白いところです。

子供って大人より優秀だと思うことがよくあります。こういった能力をいつまでも伸ばしていってほしいです。

ちなみにAmigaはこのBlogでもとりあげたことがあります。

Amiga Bars&Pipes