Scratchでグラフィック (2)

ブロック定義をするときにグラフィックの高速化をする技があることをしりませんでした。
Scrach2からの機能ですが、これを使って以前作ったグラフィックを高速化することができます。

Scratchでグラフィック

まず仕組みですが、ブロック内の描画が連続するときひとまとめにしてくれます。
draw1, draw2は見た目同じプロクラムですが、動きは、draw1がズルズルと移動するのに対して、draw2,draw3は瞬間移動します。

draw1とdraw2の違いは、ブロックを作るときに「画面を再描画せずに実行する」をチェックすることです。

ただ、このようなプログラムをつくるときは、スプライトがズルスルと動いてほしいと意図していることもあるので、通常はチェックなしでもいいでしよう。
しかし上記の以前作ったペンを使ったグラフィックでは、この機能が威力を発揮します。


※前回のものは跳ね返りをきれいに見せるため、移動と描画のプログラムを分けています。

円を描く部分がとても速くなり、100倍以上違うかもしれません。
チェックをいれたり外したりして試してみるといいと思います。
これもスプライトの移動をアニメーションしたいときもあるので、速いからと言っていつもチェックする必要はないと思います。
今回のようなグラフィック描画をする場合は間違いなく有効な方法です。