580億円相当の仮想通貨NEMが盗まれた事件が、週末から大きく報道されています。
仮想通貨の全取引データは、ブロックチェーンというネットワーク上のトラフィックとして記録されていますので、今回下記の記事に従って取引データを見てみました。
「コインチェックから盗まれた「580億円分のNEM」今どこに? ブロックチェーンで“一目瞭然”」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00000063-zdn_n-sci
以前BitCoinに興味をもったときブロックチェーンについて論文の内容をBlogで扱ったことがありました。
このとき買っておけば・・とつくづく思う今日このごろです。
NEMのBlockChain Explorerを使うと取引が追跡できます。
http://explorer.ournem.com/#/s_account?account=NC4C6PSUW5CLTDT5SXAGJDQJGZNESKFK5MCN77OG
コインチェックのNEMのウォレットアドレはNC3BI3DNMR2PGEOOMP2NKXQGSAKMS7GYRKVA5CSZ です。
盗まれたコインがどのようなアドレスを経由しているかよくわかります。
全世界が注目している中、換金はかなり難しいのではということが想像できます。
もしこの事件が解決すれば、仮想通貨の信頼性は上がるのではないでしょうか。
オープンであることの安全性がまた一つ証明されます。
しかし単なるデータのトラフィックがこんなに価値を持つという実感がまだわきません。