Nushell Pipeline

Rust製のシェル、Nushellを試してみました。

https://github.com/nushell/nushell

(ver 0.37.0 を “cargo install” しようと思いましたが、Mac, Linuxとも失敗したので、ビルド済みのものをパスを通してつかいました。)

パイプラインの便利な機能は、上記 .gifアニメでわかりやすく説明がありますが、イメージとしてはWindowsのPowerShellとJSONパーサのjqに近いです。
ここではせっかくRustなので、その定義ファイル .tomlの操作を試しました。ファイルは “cargo new mytest” で作成されたCargo.tomlファイルのAutherを変更して使用しました。


openで入力し、フィルタ操作をしたあと、saveで出力するというのが基本の形のようです。
.tomlファイルの内容を変更して新しい.tomlファイルを作り、その内容を.jsonフォーマットでも確認しました。
“open Cargo_new.json | save Cargo_new2.toml” で元のCargo_new.tomlと同じファイルになります。
batというツールもRust製のもので、catの表示をみやすくします。
後発だけあって外部コマンドとの連携が柔軟になっています。lsやpsから情報が取得しやすいです。
PowerShellのような利便性をLinuxに求め、過去にはLinuxにPowerShellを入れて試したこともありましたが、Nushellでこれはカバーされることになります。

http://crossframe.iiv.jp/201608201216/

GUIの時代でも、この手のツールがどんどん出でくるということは、改めてCUIの生産性の高さを表していると感じます。