Posted on 2015/11/02, 11:04 PM By admin22
エントロピーという熱力学で使われる概念は、いろんな分野で使われることがあります。日本語で煩雑さ、無秩序の度合い、といわれますが、わかっているつもりでもうまく説明できなかったりします。講談社ブルーバックス「エントロピーがわかる」にエントロピーをわかりやすく説明したモデルがあったので、それをSwift/Playgroundで実行してみました。
cmaxが配列の要素数(100)、cntが試行の数(3000)で、初期値ゼロの配列からランダムに選ばれた要素にランダムに0または1を設定します。グラフは配列の合計をプロットします。
試行を重ねると(配列数/2) の数、この例だと50あたりに収束していきます。初期値ゼロは、 何かの一方に偏った(整った)状態を表し、時間とともにだんだんエントロピーが増大していく、混ざって複雑化していく、といったところでしょうか。
Swift/Playgroundってこういうのに便利ですね。
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