Likelihood Function

ベイズ統計にでてくる尤度関数について、まとめておきたいと思い書きました。

その前にある区間の最大値、最小値を求めるRの関数についてのテストです。

R_L01be
三次関数の極大値、極小値を図示しています。optimizeを使うと、指定区間のこのような値を求めてくれます。

そして、尤度関数についても、最大値を求めてみます。

R_L02be
この試行は、コインを10回投げて、3回表がでたと想定します。
尤度関数が最大となる0.3が表がでる確率を表しています。
最大値は、モード(最尤値)として以下のようにも計算できます。
((3+1)-1)/((3+1)+(7+1)-2) = 0.3

このp^n(1-p)^nは、ベータ分布(ベルヌーイ分布)と呼ばれ、関数にしてみました。(係数は簡略化しています)

R_L03be
一番上は、一様分布を表します。
Beta関数の第二引数、第三引数は、上の例で言えば、表が出た回数と裏が出た回数に相当します。

そして三番目の分布を事前分布として、尤度をかけて事後分布をもとめると以下のようになります。

R_L04be
事後分布を事前分布に更新(ベイズ更新)して繰り返し尤度をかけていくやり方は、マルコフの状態遷移行列にも似てるように感じました。

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